奈良県上北山村
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世界遺産大嶺奥駈道

和佐又山ヒュッテからのコース

和佐又山ヒュッテ〜大普賢岳
中級者以上):所要時間:約5時間30分
和佐又ヒュッテ 往路 20分 和佐又山の鞍部 往路 60分 笙ノ窟 往路 30分 石の鼻 往路 70分 大普賢岳(1780m)
復路 15分 復路 50分 復路 25分 復路 60分

和佐又ヒュッテ〜大普賢岳〜七曜岳〜無双窟〜底なし井戸〜和佐又ヒュッテ
上級者):所要時間:約8時間
和佐又ヒュッテ 20分 和佐又山の鞍部 60分 笙ノ窟 30分 石の鼻 70分
大普賢岳(1780m) 120分 七曜岳(1584m) 70分 無双窟 40分 底なし井戸 30分
岩本新道との分岐 30分 和佐又山の鞍部 15分 和佐又ヒュッテ

和佐又山「笙ノ窟」大普賢岳(1,780m)へは笙ノ窟〜大普賢岳の間が鎖場、鉄階段の連続で危険を伴うと共に中級者以上の体力が必要。修験の聖地「笙ノ窟」までは比較的安全で、初級者には、和佐又山への往復登山約1時間、ヒュッテ〜和佐又山の鞍部〜笙ノ窟〜岩本新道〜和佐又山〜ヒュッテの約3時間30分のコースがお勧め。
 コースのほとんどが、ブナ、ミズナラ等の原生林で、ヒメシャラの木が森を彩っている。
 和佐又山の鞍部から笙の窟までの登山道は、緩やかな尾根道が続き、例年5月下旬頃は、ゴヨウツツジの花が見られます。笙の窟をはじめとする鉄製ハシゴ岩窟群に入るまでに1箇所鉄製ハシゴがあり、尾根の南側を通過する時、滑落危険箇所があるので注意が必要。鉄製ハシゴをすぎると10分程で「指弾窟」に着き、その後「朝日窟」「笙ノ窟」「鷲ノ窟」と窟が続く。「笙ノ窟」は文殊岳(日本岳)の南岩壁に開口する自然岩窟で、奥駈道から離れた「入峯中」の行場で、平安時代以来多くの修行者の参籠修行が伝えられ、この窟での雪中参籠は「笙窟冬籠」として峯中随一の荒行とされた場所。「鷲ノ窟」前からは、和佐又山への回遊コース「岩本新道」があり、ここから和佐又山へは回り道(約80分)となるが、コース全体が原生林で巨木も多く、魅力のあるコース。
石の鼻「大普賢岳」へは「鷲ノ窟」を過ぎると、急に道が険しくなり、岩場、鉄階段の連続で危険を伴いますので、十分な注意が必要です。「鷲ノ窟」から約30分で「石の鼻」着。ここからの展望は良く、目前に文殊岳、その奥には大台山系、左にはわさび谷、右には大峯山系の山々を見渡す事ができます。ここから更に急坂となり、シャクナゲが多くなる。(見頃は例年5月中〜下旬)小普賢岳は頂上を踏まずに北側の巻道をとり、大普賢岳の鞍部に出る。ここから「大普賢岳」は目前だが、標高差約200mを一気に登る。登山道の整備はされていますが鉄製のハシゴ場、滑落危険箇所も多く十分な注意と体力が必要。登り詰めると、大普賢岳の北肩につき、大峯奧駈道と合流する。左へ尾根伝いに歩けば程なく大普賢岳山頂に着く。ほとんどの滑落事故等は、帰り道で起きているので、(特に大普賢岳〜笙ノ窟間)注意を怠ることの無いように!
 七曜岳〜無双洞〜和佐又山方面へは、大普賢岳山頂より弥山方面へ進む。約10分程で、水太覗に出る。ここからの展望は良好で、和佐又山を見下ろしその奥には大台ヶ原、右には仏生ヶ岳、孔雀岳、左には大普賢岳が形良く見え、10月中旬〜下旬の水太谷から和佐又山の間の見下ろしの紅葉は素晴らしい。弥勒ヶ岳を過ぎ国見岳の西側を巻きながら進むと程なく道は東に折れ、上北山村側に落ち込むように下っていけば、薩摩の行者が転落したという難所「サツマコロビ」にでる。現在は、危険な箇所には鎖が張られているが、十分注意すること!
その後「屏風の横駈」巨石の間に平地のある「稚児泊」を抜けると、尾根を登り、少し下ると窪地が左右に続く「七つ池」に出る。一番大きな窪地を上北山村では、「鬼の釜」と呼んでいる。鎖場を登り、「念仏橋」を渡ると見晴らしの良い「七曜岳」の山頂岩上(1584m)にでる。高さは大普賢岳に負けるが、展望は素晴らしく、近畿の最高峰「八経ヶ岳」はじめ360度の大パノラマが楽しめる。山頂から急路を下り、少し進むと左に和佐又山、無双洞への分岐点にでる。ここから無双洞までは、約500mの標高差を一気に下山するコースで、膝等、足を痛めないように、休憩を取りながらゆっくり下山して下さい。
七曜岳から約70分で無双洞へ。無双洞から湧き出る水は、おいしいミネラルウォーター。(無双洞前の谷岸は休憩場所に良いが、登山道が上部にあり落石の危険性があるので、水を補給した後は安全な場所で休憩することをおすすめします。)
スイレンの滝 無双洞からは、大雨の度に道が流されるので道迷いに注意! まず、木に付けられた目印テープを確認し前の水太谷を渡り、右手に水簾の滝を見ながら、左下方へ降りていくと直ぐに水太林道方面との分岐にでる。それを左にとり、和佐又山方面へ。杉、檜の人工林をしばらく行くと、谷沿いの道に出る。谷を横断する道も大雨ごとに変化するので、目印、道標の確認を忘れずに!無双洞から約30分で、「底なし井戸」の崖下のから谷に着く、から谷を上に見て右側の岩場に、道標とその下に鎖が取り付けられているので、そこから登る、その先は高さが50m程の崖場が続き注意が必要! 鉄筋の階段と鎖場を登り詰めると右手に円筒状の深い縦穴の「底なし井戸」がある。順路は底なし井戸の開口部が見えるすぐ上の道を通らないで、左から上にもう一息登ると、和佐又山への横道となる。ここから、約30分も進めば、鷲ノ窟からの分岐に出る。これを、和佐又山方面にとり、約30分で、和佐又山の鞍部に着く。(道迷い、滑落には十分な注意が必要)

和佐又山周辺登山地図は、こちらから。



国道309号行者還トンネル(東・西)口からのコース

国道309号行者還トンネル東口〜行者還岳
(中級者以上:所要時間:約5時間)
トンネル東口(論所の尾) 往路 70分 一ノ垰 往路 70分 行者還ノ宿 往路 30分 行者還岳 (1546m)
復路 40分 復路 70分 復路 20分

行者還ノ宿※トンネル東口の左に続く作業道を約200m下っていくと登山道がある。ここから「奥駈道」まで高低差約400mを一気に登る。奥駈道出合いまではきついが、「一ノ垰」から「行者還ノ宿」の間の奥駈道は、比較的緩やかな稜線の道となっていて、木々の間からの展望が素晴らしく、春から初夏にかけてはシロヤシオ、ヤマシャクヤク、クサタチバナ等の花が多く咲き、5月中旬〜6月上旬頃花の回廊となる。また、秋にはブナ、モミジ等の紅葉が楽しめる。行者還岳はシャクナゲが多く、5月下旬が見頃。体力に合わせて、行者還ノ宿までの往復でも十分楽しめる。
 健脚者なら、このコースの行者還ノ宿から七曜岳〜大普賢岳〜和佐又ヒュッテへ下山するコースも魅力(全行程約9時間)

国道309号行者還トンネル西口〜弥山・八経ヶ岳
健脚者向き:所要時間:約7時間)
トンネル西口 往路 70分 奥駈道出合 往路 70分 聖宝ノ宿 往路 60分 弥山 往路 35分 八経ヶ岳 (1915m)
復路 50分 復路 60分 復路 45分 復路 30分

近畿最高峰「八経ヶ岳」※トンネル西口からの登山道で、シャクナゲの多い尾根を一気に奥駈道まで登るコースで、東口より更に急峻な登山道。奥駈道出合いから「聖宝ノ宿」までは、なだらかなアップダウンの尾根道で、途中、木々の間から弥山・八経ヶ岳が見える。「聖宝ノ宿」から弥山山頂までは、「聖宝八丁」と呼ばれる急登となり十分な体力が必要。

弥山・八経ヶ岳登山地図は、こちらです。
行者還岳付近登山地図は、こちらです。
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